作業馬をDIYしてみる
緊急事態宣言とコロナ感染者の急増により2月はカフェ営業日以外は貸し切りの完全予約制のモノづくりの場として運営しています。
個人でも利用できることから、DIYしたい、してみたいという方が徐々に増えてきています。
自分でギターを作ってみたいなんて学生さんも!
そこで以前から気になってた作業馬を製作しました。
必要だなとは思ってたものの、デザインや保管場所などいづれ考えようと保留にしてたのですが、ちょうど余り材もあったので作ってみました。
ウェブ上で実際に作られているものを参考にしながら、あとは高さやビス位置・ビス長さなどを検討して切り出し・接着・ビス止めの流れです。完成品から見てもらうとこんな簡単つくりです。
もともとワークショップの余り材(幅90×長さ2000×厚み18)があったのでそれを基準にして設計、手鋸で切り出し。
機械でもいいのですが準備に多少の時間と音がうるさいこともあり、200㎜幅以下の材料であれば手鋸でいつも切っています。
手鋸といえど、ガイドを使えば真っすぐに切れるので組み立ての際に戸惑うこともありません。真っすぐ垂直に切れるソーガイドもありますし、斜めで垂直に切れるソーガイドもあります。これ結構便利ですよ。
今回みたく2つで1セットの作業馬をつくるにあたって脚が8本も必要になるので、一度角度を決めてしまえばあとは長さを図って切るだけ。音は大きくないので自宅でもできると思います。
材料さえ切ってしまえばあとはビスを止めるところに下穴をあけてます。材料が薄いのでスリムビスを使用します。なので下穴は3㎜で。
表面にビスが出っ張ると後でサンダーがけが面倒なのと、作業する際に支障をきたすのでビス頭が埋まるよう皿取り錐ドリルで下処理します。電気ドリルがあればドリルビットを交換するだけなので簡単です。
ここまでできればあとはボンドで固定しながらビスで固定していくだけ。
組み立てだけなら15分ぐらいでできますね。
今回は切ったりする作業用の高さ750の作業馬と、組み立ての際に作業しやすい高さ450の作業馬を1セットづつ作りました。
コツさえ押さえれば誰でも作ることができますよ。もちろん失敗もDIYの一部なのでどうぞ気楽に。
何よりも一番大事なのはケガのないこと。無理な体制や作業方法でケガしないよう、さらに作業効率を上げられるように作業馬作りましたのでNishitokyo CRAFT BASEご利用される際は、ぜひご活用ください!