梅シロップができるまで
7月10日からスタートした夏限定ドリンク「梅ミントスカッシュ」
ここで使用する梅シロップは自家製なんですが、その裏話をちょっとおすそ分け
農家さんの梅は大きい
にわかに6月の手仕事ブームになりつつある梅仕事。最近はスーパー以外にマルシェやネットで農家さんと直接やりとりできる機会が増えたのでそう思うのかもしれません。
私も以前イベントで知り合いになった梅農家さんから直送して頂きました。
なぜか、というと、そのイベントの時にお聞きしたのですが梅はとても傷みやすいので、スーパー等で消費者の手元に届くのに時間がかかるとダメになってしまう。だから固い青梅のまま出荷する、と。それに代わり直送で、最短時間で届けられるとなると、当日収穫した完熟前の新鮮な梅が届けることができるんだそう。その話を聞いた時から一体どんな梅なのかワクワクしてしまい、今回の新ドリンクに梅が採用となりました。
実際に手元に届いた梅は黄色い完熟前の梅と青緑が混ざり、青梅しか見たことなかった私はなんだか感動してしまいました。さらに感動した理由はもう一つあって、それは「大きさ」です。市販で売られている梅より二回りぐらい大きいのです!
「あ~ぎりぎりまで木になってたんだな~。」そしてその梅を農家さんが朝早くから手で収穫してると思うと、一個一個が愛おしく感じます。生産者さんと直接繋がれる直送の良さですね。
梅仕事2017
ということで、届いた梅を早速作業に移します。3㎏送って頂いたので、まあまあな量をシロップにしました。
梅を洗って、綺麗に拭いて、ヘタを取ります。単純な作業なのに、1個づつ自分の手にとるとみんなそれぞれ熟成度も大きさも違って、それぞれが良い。農家さんの愛情を手渡しで受け取っている気分になります。これはワークショップで一個ずつ木材を下準備している時も同じ感覚になります。
作業自体は氷砂糖と梅を同量、交互に入れて完成を待つだけなので、作り方はいたって簡単です。なのでご家庭ではお子さんと一緒に家族で作るのも楽しそうですよね。
インターネットでググると梅シロップ以外にも沢山のレシピが出てくるので参考にされるといいかもしれません。私も来年は梅酒と梅干に挑戦したいと思っています。
梅ミントスカッシュ誕生!
今回は大体10日程で梅エキスを抽出しました。新メニュー開発にあたりいくつか考えたのですが、実際かなり蒸し暑い日が続いたこともあって爽やかさを重視することにしました。使用しているハーブはスペアミントです。他のハーブも試しましたが、スペアミントは梅との相性が一番良かったのでこのかたちに。モヒート風にふんだんにミントを使っています。
梅シロップも甘すぎず、程よく酸味が残っていることもあり、そこにハーブをプラスして香り爽やかに、梅エキスで気分をリフレッシュ、ソーダで体もすっきりする一杯になりました!暑さでヘバったら是非お楽しみください!