工具ウォール完成!
コスガ工務店の4代目をしていますが、ものづくりに関しては所詮素人。中学の技術の成績に至っては「2」でした。店長のAmiです。
得意ではありませんが、何かをつくるのは好きなので、このブログで凡人の失敗と共にお届けできたらと思います。先週から作業していました工具ウォールが完成したのでレポートです。
DIY初心者の店長ですが、使いやすさ重視で作りましたよ。そして全て余り材です。
もとは工務店の工事で有効ボードの3’×6’板(幅910㎜×高さ1820㎜)が半分だけ余っていたので、そちらを有効活用。
前からものづくりカフェらしく工具を置きたかったのですが、まだ工具の数が少なかったことと棚を作るほど大掛かりにしたくなかったので、ググりながら他の例も参考にNishitokyo CRAFT BASE仕様にしてみました。
凡ミスを連発する
この有孔ボードにフックをかけるためには壁との間に少し隙間が必要なのと、このボード自体は5㎜程度なのでたわむことを考えて両端に同じ長さの角材をボンドで接着したのち壁にビス止めしています。
ここで厄介だったのがビス打ち。ボードがまあまあ大きく、取り付ける工具の重さも考慮して柱にビスを打ったのですが、固定する打点が悪く、さらに力が足らず何度やっても壁との間に隙間が・・・。
脚立の役割がよくわかりました。真正面から正しい角度で打たないとどんなにいい道具を使ってもこんな凡ミスが発生します。何事も正しい工具の使い方と準備が大切。ものづくりする際は工具も必要ですが、その工具を正しく使える道具も必要になりますね。大工さん達には鼻で笑われました。笑
ものづくりは計画的に
壁に取り付けが完成したら、市販の有孔ボード用のフックを購入。ホームセンター等にもありますが、Amazonだと卓上で見比べできるので便利ですね。
買うときの注意点は、①取付予定のフックの長さ。これは何を掛けるかによって変わってくるので事前にシュミレーションしてみてください。長すぎると歩いていて当たります。見えにくい分結構びっくりしますので。②有孔ボードの穴のピッチ。これは写真のように二カ所引っ掛ける必要があるフックに限りますが、ボードによって穴の間隔、穴の大きさが違います。ピッチにあったフックを購入してください。購入した後で微妙に入らない、なんてことになると凄くフラストレーションが溜まります。③何より大事なのは「有孔ボード用」であること。パンチングボード用という名前でもOKですが、似たような形状で網状の金物パネルに引っ掛けるだけのフックもあります。そっくりですが、有孔ボードには固定できませんのでご注意を!せっかちで注意力散漫な私はここもミスりました。
写真で見分けると右のものが有孔ボード用。フックが上向きであること。ボードの穴に引っ掛けて固定するからですね。
そんなこんなであっという間に完成。左側は今後増やす工具の為に空けてあります。レイアウトを変えたりしながら楽しみたいと思います。
DIYにしてはかなりハードルが低かった今回の工具ウォール。これ、応用すればなんでもできます。サイズを小さくしてアクセサリー掛けたり、洋服に必要な小物をお店のディスプレイみたいにかけたり、キッチンツール用にあってもいいかもしれませんね。
ネットで調べると有孔ボート用のパーツが結構多く、今回の単純なフック以外にも棚が置けるフックやカゴになっているものなど様々。気になる方は是非調べてみてください。ディスプレイしたいもののサイズから追っていくと必然と寸法が出せるので、ものづくりは衝動的ではなく計画的にはじめることをお勧めします!
最後に
この工具ウォールを作ったのは、ものづくりカフェとして工具を使いやすくするためです。平日13:00~17:00(水曜を除く)、土曜日(9:00~12:00)の時間帯は飲み物を楽しみながらものづくりが楽しめますので、自分で作ってみたいものをつくるのもよし、Nishitokyo CRAFT BASEの小物をつくるもよしです。工具とつくれるものに関しては次回ご紹介したいと思います!