伝わるちから
先日発行したNishitokyo CRAFT BASEの創刊号について
オープニングイベントでも「創刊号見ましたよ!」と声をかけてくださる方が多くてびっくりしたのですが
更に驚くべきことが・・・・。
その前に創刊号について少し説明をします。
今回、Nishitokyo CRAFT BASEをオープンするに至って、
どんな想いでこの場所を作ったのか
この場所をどう伝えればいいのか
という二つの課題、というか悩みがありまして創刊号にその想いをぶつけることにしました。(ソフトにね。笑)
そして、そもそもNishitokyo CRAFT BASEの場所づくりやコンテンツについては
この夏に研修に行ったポートランドの影響を強く受けたので、創刊号にちょこっと記事として載せた次第です。
オープンイベントの時も、そのポートランドの記事を見てきてくださった方もちらほらいて嬉しかったのですが
先日の昼頃、コスガ工務店のお客様と道端でばったり出くわしたときにその話題になりました。
「あの記事に書いてあったポートランドはあなたが行ったの?」
「そうですよ!」
旅行の話になるのかな~なんて思ってた次の瞬間、その方から出た言葉は
「昔にポートランド住んでたんだよ!記事みたら懐かしくなってね~」
と。そのあとも住んでいらした40年ほど前のポートランドの話や音楽の話でかなり盛り上がりました。
その夕方にはNishitokyo CRAFT BASEへご夫婦で来てくださって、3人でいろいろおしゃべり。
あそこの湖がよかった。とか
今のポートランドはクラフトビールのメッカですよ!なんて情報をお伝えしたり。
写真は空から見たポートランドの山々とその機内でのクラフトビール
工務店の仕事をしていると、家のことだけでなく、生活について、ここ最近の状況やいろんな話をしますが
その人の過去まではなかなか話せなかったり、そんな機会がなかったりします。
自分が発行した記事に(しかもポスティングという強制的な方法で。笑)反応して共感してくださる方がいるのか、と。
こんな風に、以前お仕事させて頂いた方とも実は意外な共通点があったり、面白く驚きの発見でした。
ちゃんと伝える。そしてそれが伝わると自分の思ってもみなかったハプニングが起こる。
皆さんが何気なく普段お付き合いしてるひとにも本当はきっといろんな共通点があるはず。
そして私が経験したハプニングがまち中に起こったら、そのときここはかなり面白いまちになっていくんだと思います。
(Ami)